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空調設備設計の手順とは?

こんにちは。
愛知県豊橋市にある事務所を中心に、電気工事から空調設備工事までを請け負う新和電気株式会社です。
ぐっと気温が下がり、もうすぐ冬の季節になろうとしていますね。
窓のない商業施設やオフィスなどでは、ほとんど締め切り状態で暖房を入れているところがほとんどだと思います。
暖房を入れたままでも空気を循環させなければならないため、「空調設備」をどのように配置するのかがとても重要です。
では、どのようにして空調設備の配置などを決めているのでしょうか?
今回は、空調設備の役割や空調設備設計をテーマにしてお話したいと思います。

空調設備の役割


実は空調設備とは「空気調和設備」の略称です。
空調設備は、空気を調和するために3つの役割を持っています。

1.換気

室内の気温や湿度が上昇しすぎないように、室内機を介して適正な温度の調節した空気を室内に送風することです。

2.湿度調整

室内の湿度を適度に保つことで、夏場の湿度上昇による熱中症予防や、冬場の乾燥による喉、風邪などを抑制するなどの役割を持っています。
私たちの住む日本は、季節によって湿度が変化しやすいため、快適な室内環境を維持するために重要な機能です。

3.配管

空調設備の中で、一番重要な役割を持っているのがこの「配管」です。
エアコンなどの空調設備は、配管を無くして機能することはできません。
その理由は、空気温度を調整するために配管にはガスが充満し、このガスを介して空気が行き来することで部屋に適切な温度の空気を排出し、室内の温度をコントロールしているからです。

靴用設備設計の手順

空調設備を設計する時は、室内の温度や湿度を適正に保ち、健康的かつ快適に過ごせる環境を作れることを最優先に考え設計することが必要です。
そして、空調設備設計には4つの設計手順があります。

計画

建物の規模などから、予算、工期などを決めていきます。
近年では、地球温暖化などの環境問題を考慮した、省エネルギー化、快適な室内環境形成なども意識し、計画を立てます。

基本計画

基本設計では、まず目標温熱環境、空気環境を想定します。
この想定した内容に合わせて、どのような空調方式で制御を行うのか、制御を行う範囲、室内に何台必要かなどを決めます。

基本設計

基本設計の段階で、機器の設置スペースやダクト・配管の設置位置などを考えていきます。
合わせて、夏季や冬季など熱荷重が増えた時を想定し、空調設備機器の容量や風量も決定します。

実施設計

実施設計で建築の実施図面に基づき、空調設備機器の設置スペースやダクト、配管の設置位置なども決定します。
合わせて、空調設備の発停や運転状況、異常時・故障時の警報などを知らせる中央監視装置の設置、これに基づく仕様書も作成します。

空調設備設計もできる環境でステップアップ


弊社が請け負う空調設備工事は、ご依頼主様に快適な空間を提供するためには設計がとても重要です。
しかし、この設備設計は誰でもできるわけではなく、さまざまな経験、技術を持つ職人だからこそ、任せられる重要な業務です。
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最後までご愛読いただき、誠にありがとうございました。